計算課題と記憶課題における身体運動と学習能率の関係に関する検討

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概要

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身体運動がその後の学習能率にどの様な影響を与えるかについて検討した身体運動には、エアロバイクを使用した。与えた学習課題は一位の加算による計算課題と図形弁別による短期記憶課題である。そして、身体負荷強度に対する学習能率の変化を評価した。その結果、軽い身体運動によって学習能率が上昇し、過度な身体運動になると学習能率が下降することを確認した。また、個人の身体能力を考慮するために、生理指標による客観評価と自覚疲労症状調査による主観評価を行った。これらと学習能率の関係を調べた結果、身体運動中の心粕数の変化が上昇するにつれて学習能率が上昇し、心拍数の変化が大きくなり過ぎると学習能率が下降することがわかった。
1997-12-20

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