超並列計算機MP-1を用いたナップサック問題解法の試み
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概要
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分枝限定法はNP困難な組み合わせ最適化問題を解く有効な手段として知られている.ナップサック問題を題材として,SIMD型の超並列計算機MP-1(4096PE)で分枝限定法の並列化を試みた.まず,ワークステーションSparc2上で準備としていくつかの改造を加えた.近似最適解の求め方や,分枝限定法の初期暫定値等に工夫を行った.次にMP-1上で分枝限定法サブルーチンを並列化して実行した.12個の変数を0と1に固定してできる4096個の部分問題を同時に計算させるという方法を採用した.20個中2個の問題をSparc2と比較して約50倍の速度で解いた.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1993-06-25
著者
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