並列計算機に適した格子らせんネットワークの提案
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概要
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トーラスを内蔵し,次数が6の格子らせん結合を提案する.全検索法によって直径と平均距離を計算した.次数8のRDT,SNTと比較した.RDTと比べ,直径で高々1,平均距離で18%増加するだけというネットワークを見いだした.座標変換に基づくルーティング法の検討をおこなった.RDT,SNTWと比較すると通信の性能が低下するが,格子らせん結合は次数が6なのでハードウェア量を削減できる.また,格子らせん結合が最大連結グラフであることを示し,フォールトトレランスの点でも優れていることを示す.格子らせん結合は並列計算機に適した1つのネットワークである.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-04-21
著者
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