放送+挙手アーキテクチャとH8/330並列システムでの実験
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概要
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H8, 330を使用した32PE並列計算機「枝葉」を試作した.「枝葉」に放送+挙手アーキテクチャを実現した.放送+挙手アーキテクチャは,放送に対し一斉にPEが評価をして,1ビットの挙手結果がマスタプロセッサに返るアーキテクチャである.挙手に対しては,挙手回収回路を使い,加算とプライオリティエンコードを行っている.放送+挙手アーキテクチャをアルゴリズムの要素として使った最大値問題アルゴリズムを設計し,平均的に時間オーダ0(log N)を得られることが分った.挙手部分を使用し,N-QUEEN問題をマスタプロセッサとのPEの負荷バランスを調べるため実行した.その結果,少なくともN-QUEEN問題については負荷の均等化に効果があることがわかった.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1993-08-19
著者
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