CPSY2000-50 膨張運動の認識・学習可能なニューロンモデル
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概要
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本論文では、膨張運動の認識・学習可能なニューロンモデルを提案する。提案するニューロンモデルは、Kochらが提案したシナプスの特性を樹状突起に付加したものである。Kochらは、網膜神経節細胞のシナプスに遮断作用があると推測している。そして、遮断作用によって運動方向の識別が行われていると考えている。そこで、この遮断作用がMST野にも存在するのではないかと仮定した。今回、提案するニューロンモデルで立体空間における物体の膨張運動についてシミュレーションを行った。その結果より、膨張運動の識別機能を学習により習得できた。そして、現段階では確認の行われていないMST野での神経細胞やその形状、結合状態の推測を行う。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2000-07-26
著者
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