超並列マシン上での疎行列自動圧縮方式について

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概要

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科学技術計算では、大規模な祖行列を扱うことが多い。Fortranで疎行列を扱う場合には、記憶領域を節約し演算量を削減するため1次元配列などに圧縮して格納する。しかし、このような方法をプログラマが記述すると、データ構造が複雑化してプログラムも不必要に複雑化する。その結果、コンパイラが処理を把握するのが困難になり、最適化や並列化が阻害される。そこで、疎行列の圧縮をコンパイラが行なう方式コンパイラ・パッキング方式を提案する。本論文では、コンパイラ・パッキング方式の提案理由、記述法を述べた後、超並列計算機AP1000上で実現する方法を示し、実際に実行した結果を他の方式と比較して本方式の有効性を示している。
社団法人電子情報通信学会の論文
1994-12-09

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