マルチメディア語学学習環境MALLの開発と利用の現状について

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概要

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慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)では、ネットワークに接続された約600台のワークステーションが稼働しており、学生は日常的にコンピュータを利用している。また、外国語教育においてはコミュニケーションを重視した授業が行なわれており、このコミュニケーション主体の語学教育にマルチメディアを応用することによって、効果的な学習環境が構築できると考えられる。我々は、効果的なマルチメディア教材を設計・開発・評価することにより、新しい学習環境を構築することを目的としている。本稿では、システム開発者・教材開発者と学習者が参加し、語学教育において効果的に利用できるマルチメディア教材の開発を目指すMALLプロジェクトについて解説する。また、MALLプロジェクトで開発された、SFCのネットワーク環境で稼働するマルチメディアオーサリングツールや、コースウェア例もいくつか紹介する。
一般社団法人情報処理学会の論文
1995-05-25

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