韻律にみられる感情表現について
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概要
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人間のコミュニケーションにおいて感情表現は極めて重要であるが、現状の音声合成技術では、人間の感惰や意図を十分表現できるまでには至っていない。そこで本研究では、感情に対応した音声合成技術のための基礎研究を行なう。応用として、障害者のための感情表現が可能なコミュニケーション・エイドとしてのtext-to-speechシステムを目指す。本稿では、4種の感情の元で発声された発話の音響的特徴を検討すると共に、聴取実験によって、どの程度聞き手が話者の感情を理解できるかを検討した結果を報告する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1997-03-12
著者
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