DAGの最長路を求める並列アルゴリズム
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本橋では,CREW-PRAM並列計算機モデルのもとで,DAG (Directed Acyclic Graph)の最長路を求める効率よい並列アルゴリズムを提案する.また,従来の推移的閉包行列の計算方法を用いない並列トポロジカル整列アルゴリズムを示し,これを用いて最長路を求める並列アルゴリズムである.具体的には,はじめにDAGのトポロジカル整列を行い節点のランクを求め,次にその逆向き線形リストに対して同様の方法でランクを求めて,これらのランクを用いてすべての最長路を求める並列アルゴリズムである.DAGにおいて節点数n,辺数mとすると,提案するアルゴリズムの計算量はCREW-PRAM並列計算機モデルでプロセッサ数がO(n+m),時同量がO(log^2m)である.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2003-12-15
著者
-
多田 昭雄
崇城大学情報学部コンピュータシステムテクノロジー学科
-
中村 良三
熊本大学工学部
-
右田 雅裕
熊本大学総合情報基盤センター
-
中村 良三
熊本大学工学部数理情報システム工学科
-
中村 良三
熊本大学工学部電気情報工学科
-
多田 昭雄
崇城大学工学部
関連論文
- 電子新聞に対する動的クラスタリング手法の提案
- 個人属性を考慮した情報フィルタリング
- ユーザの好みを考慮した新聞記事のランキング
- マルチエージェントによる新聞記事のランキング方式の提案
- オンラインJava applet演習環境の開発と実践
- 全学必修科目「情報基礎A」「情報基礎B」の大規模強調授業
- LMSを用いた学期末試験としての一斉オンラインテスト
- 〔熊本大学〕全学無線LANシステムによるユビキタス環境の構築
- コストに配慮したキャンパス全域ギガビットネットワーク
- 線形法における探索アルゴリズムの解析
- 分離連鎖法における挿入・探索アルゴリズムの解析
- キャッシュコヒーレンスプロトコルにおけるオーナーシップに関する考察
- キャッシュコヒーレンスプロトコルに対する一考察
- PERTチャートにおけるクリティカルパスを求める並列アルゴリズム(アルゴリズム理論)
- 3U-4 統計的手法によるネットワーク利用可能帯域の推定と予測
- ニュ-ラルネットワ-クによる回転パタ-ンの学習認識
- 入れ子構造を許す言語処理で用いる名前表の一構成法とその解析
- 線形法におけるパケット方式を用いたときのアクセス回数について
- 分離連鎖法におけるバケット方式を用いたときのアクセス回数について
- 見出しの探索頻度を考慮した探索路長の考察
- 分散記憶法における探索頻度を考慮した探索路長とその評価
- リスト FORTRAN とそのプリプロセッサ
- 任意に回転したパターンと回転角度を認識する複写学習モデル
- 位置ずれ・回転パターンを認識するニューラルネットワーク
- JavaによるLANシミュレータの実現
- JavaによるLANシミュレータの実現
- SNMPによるネットワーク不正アクセス検出エージェントの実現
- オブジェクト指向によるLAN構築支援システムの設計
- Microprogrammed E-MIXによるアセンブリ言語教育支援システムの設計と開発
- 結合グラフ証明手続きにおける効率的な探索戦略
- 2分探索木における探索アルゴリズムの解析
- 線形ハッシュ法における探索アルゴリズムの解析
- 並列トポロジカル整列アルゴリズム(計算科学と数値シミュレーションの理論と実践)
- DAGの最長路を求める並列アルゴリズム
- 有向グラフの強連結成分を求める並列アルゴリズム
- 並列トポロジカル整列アルゴリズム
- 2分探索木を平衡化する並列アルゴリズム
- マルチプロセッサシステムにおける並列タスクスケジューリングについての一考察
- 2分探索木を通りがけ順になぞる並列アルゴリズム
- 有向グラフの最長路を求める効率良い並列アルゴリズム
- 疎な有向グラフの強連結成分を求める効率良い並列アルゴリズム
- 回転パターンを自動生成するニューラルネットワーク
- 2分探索木における挿入・探索アルゴリズムの解析
- 入れ子構造を許す言語処理で用いる名前表の一構成法とその解析
- 4年間にわたる情報処理科目アンケート結果の分析と考察