2分探索木を平衡化する並列アルゴリズム
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概要
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本稿では2分探索木を平衡化する効率よい並列アルゴリズムをCREW-PRAMモデル上で提案する.まず,オイラーツアー技法を用いて2分探索木の節点の通りがけ順の値を求める効率よい並列アルゴリズムを提案する.提案するアルゴリズムは,節点数をηとすると,O(n)プロセッサを用いてO(log n)時間で実現できる.次に,求めた通りがけ順の値を利用して,定数時間で2分探索木の平衡化を行う並列アルゴリズムを提案する,提案する並列アルゴリズムは従来のアルゴリズムと比較しプロセッサ数と記憶領域ともに減少することができる.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2002-09-19
著者
-
多田 昭雄
崇城大学情報学部コンピュータシステムテクノロジー学科
-
中村 良三
熊本大学工学部
-
右田 雅裕
熊本大学総合情報基盤センター
-
中村 良三
熊本大学工学部数理情報システム工学科
-
中村 良三
熊本大学工学部電気情報工学科
-
多田 昭雄
崇城大学工学部
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