デバイスドライバの自動生成に向けて : プリンタデバイスの生成に関する考察

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概要

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本研究では、オペレーティング・システム(OS)の自動生成を追求する。OSは種々の要素から構成される。その中でデバイスドライバは、ハードウェアごとに用意しなければならない、また、動作のタイミングなどのハードウェアに関する知識が必要である、などの理由により、他の部分に比べ記述に最も時間と労力を必要とする。本稿では、デバイスドライバ生成システムを提案し、そのシステムの入力について検討する。デバイスの例として、プリンタデバイスを取り上げ、既存のデバイスドライバから、デバイスドライバの基本機能を洗い出し、その抽象化を行なう。同時に、デバイスに固有の値を抽出し、仕様記述言語VDM-SLを用いて、プリンタデバイスの仕様を記述する。デバイスの仕様を記述することにより、デバイスドライバを作成する際にかかる時間および手間を削減する。
一般社団法人情報処理学会の論文
1997-08-21

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