主題間の関係を用いた文脈構造ネットワークの構築
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概要
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文脈構造を正確に解析するためには主題間の関係を捉えることが重要である。本稿では、文中から主題・焦点を抽出した結果を用いて、文脈構造をネットワーク化する方法を提案する。その方法は、抽出された主題・焦点にそれぞれ分類番号を付与し、2文間の関係をネットワークで表現する。この2文間の関係には直列型、並列型、推移型、従属型、入れ子型、転換型という6種類のネットワーク関係を設定した。全ての2文間の関係を決定した後、談話全体を通して修正を加える。その結果、主題から話題の展開を捉えることができた。また、主題の抽出から文脈構造ネットワークの構築までの一連の動作を機械で一括して処理することが可能となった。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1998-03-12
著者
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