2000-HPC-82-17 学振MIRAIコンパイラにおける剰余区間伝播の設計
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概要
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自動並列化コンパイラにおける依存解析ではループ指標や配列添字の値域情報が必要となる.一般に値域は区間, すなわち上限値と下限値とによって表現されるが, 1より大きなストライドのループにおいては区間による値域表現は正確さを欠き, ひいては依存解析精度の低下につながる.本稿では, 依存解析精度の向上を図り, スカラ変数の値域表現のために区間に法と剰余を追加した剰余区間を用い, 単調データフローシステムによってスカラ変数の値域解析を行う剰余区間伝播のアルゴリズムを設計する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2000-08-03
著者
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