分散環境における再利用性の高いオブジェクト作成を支援する共同開発環境の研究

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概要

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本論文では、ソフトウェアを低コストかつ短期間に開発するために、ソフトウェア部品(オブジェクト)の再利用と共同開発による分散作業を行わせる方法を組み込んだ開発方法論を提示する。オブジェクトの再利用性を高めるためにオブジェクトの役割と再利用範囲に着目した分類法、共同開発のためにドキュメントの記述事項の提示を行う。そして、この開発方法論を利用できる共同開発環境Cafeteriaを開発する。Cafeteriaの実装には、機種非依存性を持たせるために、オブジェクト指向言語であるJava言語を用いた。Cafeteriaの開発を行った結果、再利用性の高いオブジェクトの蓄積、ドキュメントの形式化、オブジェクトの再利用による開発コストの削減という成果を得た。
一般社団法人情報処理学会の論文
1999-03-18

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