自律的なグループ形成を活用する教育支援システムの有効性と評価
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概要
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工科系大学のカリキュラムにおける実験授業は、カリキュラム上重要な要素となっている。しかしながら、実験授業の実施には、特別な実験設備の導入や適切なテキストの作成などの準備作業に加え、実験を円滑に運営するために教員に多大の負担が掛かる。そこで教員側の負担を軽減する方法として、学生同士が相互にコミュニケーションを行いながら自律的にグループを形成し、課題解決の協調行動がとれるような実験・演習講義支援システムWeb experiment lecture support system (WELSS)を開発した。このシステムを実際の実験授業に適用し、学生がどのように協調して実験授業における課題解決を行っているかを調査した。その結果、解答にいち早く達した学生とスポークスマン的な役割をもつ学生とが協調的な関係を形成し、他の学生へアドバイスを与える行動が授業全体に効果的であることについて報告する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1998-11-05
著者
-
大木 幹雄
日本工業大学工学研究科情報工学専攻
-
青木 収
日本工業大学
-
青木 収
日本大学工学部情報工学科
-
青木 収
日本工業大学工学部情報工学科
-
大木 幹雄
日本工業大学工学部
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大木 幹雄
日本工業大学工学部情報工学科
-
大木 幹雄
日本工業大学
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