自律的なグループ形成のモデル化と考察(ソフトウェアモデリング及び一般)
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概要
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工科系大学のカリキュラムにおける実験授業は,カリキュラム上重要な要素となっている。そこで教員側の負担を軽減し,学生を積極的に実験に取り組ませることを目的として,実験・演習講義支援システムWeb experiment lecture support system (WELSS)を開発した。WELSSを適用した実験授業では,学生は相互にコミュニケーションを行いながら自律的にグループを形成し,課題解決の協調行動をとることができ,学生間の情報の流れをデータとして取得することが可能である。そこで,このシステムを実際の実験授業に適用し,学生がどのように協調して課題解決を行っているかデータ収集を行った。このデータ解析から自律的なグループ形成がどのように行われるかを明らかにし,学生間のコミュニケーションが学習に及ぼす効果について検討した。この結果、学生間のコミュニケーションの中で、特に有効なアドバイスを行う行動が学習効果を上げる要素になることについて報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1999-09-17
著者
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