COBOLを対象としたプログラムスライス計算方式
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
プログラムスライス技術は、ソースプログラムがら注目する部分に関連するコードを切り出す技術であり、デバッグ、最適化、並列化、プログラム理解などに有用である。本稿では、プログラム理解支援を目的として、COBOLにおけるスライスの計算方式を検討する。COBOLプログラムには、手続き(サブルーチン)内にプログラム終了命令や他の手続きに飛び出すGOTO命令を記述することができ、この場合、従来の手法では正しいスライスを求めることができない。本稿では、手続き呼出命令および手続き本体に関して制御フローグラフを拡張し、これをもとに作成したプログラム依存グラフからスライスを求めることでこの問題を解決する方法を提案する。また、計算方式の正当性について簡単に考察する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1995-01-26
著者
-
友納 正裕
NEC C&C研究所
-
中島 震
NEC C&C研究所
-
中島 震
Necネットワーキング研究所
-
小泉 昌紀
NEC CASE事業部
-
大竹 和雄
NECクライアントサーバソフト技術研究所
-
川崎 洋治
NEC C&C研究所
-
川崎 洋治
Nec C&c研究所
-
友納 正裕
Nec C&c メディア研究所
-
中島 震
Nec C&c メディア研究所
関連論文
- 大規模アプリケーション向けハイパーメディアシステム(4) : オーサリング機能
- EJBコンポーネントアキテクチャのSPINによる振舞い解析(ソフトウェア工学の基礎)
- ソフトウェア開発へのモデル検査技法の応用
- 大規模アプリケーション向けハイパーメディアシステム(3) : データベース機能
- 大規模アプリケーション向けハイパーメディアシステム(2) : プレゼンテーション制御方式
- 大規模アプリケーション向けハイパーメディアシステム(1) : 設計方針とアーキテクチャー
- OSI管理用MIBにおける記憶領域管理アーキテクチャ
- MIBと管理対象装置間の情報転送方式
- OSI管理エージェントの開発方法論 : ソフトウエア・アーキテクチャを中心として
- 会議レポート:EDOC2000
- 移動エージェント相互運用の実現 : 基本アーキテクチャ
- 3S-4 移動エージェント相互運用の実現 : ディレクトリサーバ
- 3S-3 移動エージェント相互運用の実現 : インカネーションエージェントによる相互運用の実現
- 3S-2 移動エージェント相互運用の実現 : 基本アーキテクチャ
- 3S-1 移動エージェント相互運用の実現 : 背景と構想
- HyperStation : 分散オブジェクト指向シェルHyperShell
- HyperStation : 分散オブジェクト指向シェルHyperShellのオブジェクト共有方式
- HyperStation : 分散オブジェクト指向シェルHyperShellの電子メールへの応用
- 問題領域向けトランスレータ構築支援ツールキット
- 装置組み込み用高速Q3エージェントプラットフォームの実現
- FM'99参加報告
- CafeOBJによるODPトレーダ仕様の記述
- 言語処理系ツールキットRosettaによるGDMOトランスレータの実現
- デザインパターンに基づくドメイン依存言語向けツールキット
- デザインパターンに基づくドメイン依存言語向けツールキット
- オブジェクト指向代数仕様におけるモジュール再利用 : 経験レポート
- 問題向け設計言語開発ツールキットの開発と適用
- 省メモリ・高速処理を指向した主記憶MIBプラットフォーム
- プログラムスライス技術を用いたリエンジニアリングツール
- 組み合わせオブジェクトに基づくGUIライブラリ
- オブジェクトの集団的振舞いの設計と検証のための高レベルペトリネット
- GILO/Z : オブジェクト指向仕様記述のためのZ記法の拡張
- COBOLを対象としたプログラムスライス計算方式
- 高レベルペトリネットを用いたオブジェクト指向設計
- 分散システム開発のための移動エージェントの定量的評価手法
- ユビキタス計算環境向け軽量移動エージェントシステム
- 制約伝播機構を内蔵するオブジェクト指向言語:COOL
- ソフトウェア開発へのモデル検査技法の応用
- ソフトウェア開発へのモデル検査技法の応用
- ICSE 2001参加報告 (新しいソフトウェア工学の実践と課題)
- GUIプログラムを対象としたリエンジニアリング
- SPIN2001参加報告
- オブジェクト指向デザインと形式手法
- グラフのパタンマッチングを用いたプログラムの仕様化
- リアルタイムドメインへのUML適用
- オブジェクトの集団的振舞いの設計
- GUIオブジェクトにおける擬変数の役割
- オブジェクト指向設計におけるクリーンルーム手法