プログラム可能なMSPA(Memory Sharing Processor Array)の設計法
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概要
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筆者らは、規則構造のアルゴリズムを高速に実行するMSPA(Memory Sharing Processor Array)アーキテクチャを提案した。そこではシストリックアレイと異り、任意の数のプロセッサ要素を選択でき高い並列効率が達成できる点や設計過程が極めて簡単である点などのが特徴がある。今回はこれらの特徴を利用して、設計過程もハードウエアとして埋め込むことにより、応用範囲の広いプログラム可能なMSPAの設計法について述べる。得られたMSPAは、アルゴリズムサイズや先行制約関係などを入力パラメータに、それに適応したスケジュールやPE割り当てのためのパラメータを選択して、データパスやPE間接続などを変更する方式を採用しており、高速性を損なうことなく、ブログラム性を実現している。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1996-10-17
著者
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