電子メディアを利用した数理パズル(<小特集>遊び・エンタテインメントとメディア)

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概要

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コンピュータグラフィックスやマルティメディアなどの新しい電子情報メディアを利用した, 数理パズルの構築について述べる. 実環境では制作が困雑なパズル「ハイゼンベルグボックス」も, コンピュータ上の仮想環境では容易に実現できる. また, 四次元の世界を扱う数理パズル, たとえば「四次元の女王配置」や「四次元ハイパーキュープ迷路」なども, 電子情報メディアの特性を有効に利用して制作できる. 本研究では, われわれの研究室で開発した Blue Impulse Library という CGパッケージを用いて, 作品の制作を行っており, このライブラリの使い勝手のよさを実証する事例にもなった.
一般社団法人情報処理学会の論文
1996-03-15

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