誘導結合プラズマ発光分析及びイオンクロマトグラフィーによる大気浮遊じん中のリンの測定
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概要
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誘導結合プラズマ発光分析による多元素分析の過程で得られる全リンの値及びイオンクロマトグラフィーによる陰イオン分析の過程で得られる正リン酸イオンの値は吸光光度法に比べて感度は劣るが,他成分の値と同時に簡便に得られる点で実用性が高い.大気浮遊じん試料のリン分析法として両者の測定条件を検討した.又,NBS標準物質,Estuarine Sediment及びUrban Particulate Matterを用いて抽出法を検討した.筑波の大気浮遊じん試料に適用して,そのリン含量の季節変動,粒径分布を調べた.気象観測用鉄塔の175mと地表(1m)の同時サンプリングを行い,リン含量と大気の混合の仕方との関係を調べた.
- 社団法人日本分析化学会の論文
- 1985-12-05
著者
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土器屋 由紀子
気象庁気象研究所
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広瀬 勝己
気象研究所
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広瀬 勝己
気象庁気象研究所
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吉村 悦郎
東京大学農学部農芸化学科
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戸田 昭三
東京大学農学部農芸化学科
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戸田 昭三
東京大学農学部
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吉村 悦郎
東京大学大学院農学生命科学研究科応用生命化学専攻
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土器屋 由紀子
気象庁気象大学校
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