故障診断エキスパートシステムSHOOTXにおける知識表現
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概要
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電子交換機等の電子装置の故障診断を目的として筆者らは故障診断エキスパートシステムSHOOTXを開発している。従来の故障診断エキスパートシステムでは診断知識を、if 症状はX、テストT1の結果は・・・、テストT2の結果は・・・ then 疑わしい部品は・・・、のようなif-thenルールにより表現する方法が多く用いられている。しかし、大規模な装置では、症状の数、テスト結果の数、部品の数が多いため、これらの組み合わせに対してルールを記述していくことは困難である。これに対して構造・動作の知識を基本として持つことにより、種々の症状に対する診断が可能な方法として[1],[2]などがある。しかし、この方法のためには正確な構造・動作の知識の記述が必要であり、大規模な装置に対しては現実的に困難である。以上のことから、SHOOTXでは機能ブロックレベルでの信号の流れを表わした装置構造の知識に基づく診断を意味ネットワーク、オブジェクト指向記述等の表現可能な知識プログラミングシステムPeaceを用いて実現している。本稿ではその概要について述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1986-10-01
著者
-
和田 慎一
日本電気(株)c&cシステム研究所
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古関 義幸
日本電気(株)C&Cシステム研究所
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西田 哲朗
日本電気(株)複合交換開発本部
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古関 義幸
NECヒューマンメディア研究所
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古関 義幸
日本電気(株)c&c研究所
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古関 義幸
日本電気 C&cメディア研
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