非数値計算プログラムにおける命令レベルの並列性について
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概要
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VLIW、supercalerに代表されるアーキテクチャでは、1つのMPUに複数の演算器を持ち、複数の機械語命令を並列に実行することにより高速化を図っている。このようなアーキテクチャは科学技術計算のような、高い並列度を持つプログラムに関しては有効であるが、非数値計算分野においては必ずしも有効ではない。非数値計算プログラムに存在する並列度を調査するために、既存のRISCプロセッサをもとに、複数の演算器を持つプロセッサを仮定し、そのプロセッサ向きのコンパイラを作成した。そして、このコンパイラの生成するコードを評価することにより、命令レベルでの並列度を求めた。本稿では、この結果と共に、並列化に影響するアーキテクチャ上の制約を評価し、アーキテクチャの決定に対する示唆を与える。
- 社団法人情報処理学会の論文
- 1990-09-04
著者
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