簡便さとリアリティを考慮したテクスチュアシミュレーションシステム
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
アパレル、インテリア製品等の設計過程において、デザインの重要な要素の一つであるテクスチュア(図柄)の作成とそのシミュレーションを簡便にかつ安価に行いたいという要望が高まっている。しかし、アパレル、インテリア製品等では、通常自由曲面がシミュレーションの対象となり、この曲面にいかにリアルにテクスチュアをはりこめるかという点が問題になる。従来からある最も簡単な手法は、曲面を考慮せずに均一にはりこみを行うという方法であるが、立体感がなくなるため現実味に乏しいのが問題である。また布等の形状を3次元モデルにより表現し、CG手法でシミュレーションを行う方法も研究されているが、リアルな画像をうるためにはデータ作成が煩雑になってしまうという問題がある。そこで本報告では、簡便さとシミュレーションのリアリティを両立できる手法として、射影変換を用いたシミュレーション手法の検討を行なう。また、この手法に基づくシミュレーションシステムの開発を行い、その機能と適用結果につき説明を行なう。
- 社団法人情報処理学会の論文
- 1989-10-16
著者
-
原 良憲
Nec C&c研究所
-
原 良憲
日本電気(株) C&c情報研究所
-
伊藤 文子
日本電気(株) C&C情報研究所
-
的場 ひろし
日本電気(株) C&C情報研究所
-
笠原 裕
日本電気(株) C&C情報研究所
-
笠原 裕
日本電気(株) C&c情報研究所
-
伊藤 文子
Nec C&c研究所
-
的場 ひろし
日本電気(株)
-
的場 ひろし
Nec C&c研究所
関連論文
- ハイパーメディア「雅」における分散動画実装方式
- X Window Systemにおける入力インタフェースの開発 : 複数入力環境についての一考察
- ハイパーメディア「雅」におけるインタラクティブ編集方式
- 魚眼表示方式を用いたハイパーテキスト構造の表示
- ハイパーメディア構築・利用ツール「雅」 : データベース設計
- ハイパーメディア構築・利用ツール「雅」 : メディアナビゲーション
- ハィパーメディア構築・利用ツール「雅」 : システム概要
- ハイパーメディアのためのビデオデータモデルの一考察 : Video Document Model
- 画像クラスタリングによる画像検索高速化手法
- 簡便さとリアリティを考慮したテクスチュアシミュレーションシステム
- 文章のビジュアルな要約についての一考察
- 統計的手法を用いた文書自動分類 (日本計算機統計学会第2回大会報告)
- 「電紙メディア」の情報特性 : 傾斜情報によるインタフェース
- 「電紙メディア」の情報特性 : 紙はなぜ使いやすいのか
- 統計的手法を用いた文書自動分類
- 電子ファイリングにおけるブラウジングの効用
- 産業界が次に目指すAI世界 : スマートインタフェース,シンビオティックコンピューティング,ディベンダブル情報基盤,サービスサイエンス(ワークショップ:今後10年の人工知能,人工知能学会創設20周年記念企画)
- 微小な世界とのインタラクションを実現するインスタレーション作品 : Micro Friendship
- X Visual Effect Extensionにおけるダイナミックプレーンアーキテクチャ
- 協調作業向け複合文書ミドルウェアとそれに基づくマルチメディアグループ学習ソフト(分散協調支援とその応用)
- 地域分析のための地理情報のオ-バレイ手法
- X Visual Effect Extension(1) : 視覚効果を用いたウィンドウ操作とそのアーキテクチャ
- ハィパーメディア構築・利用ツール「雅」 : 操作インタフェース
- 感覚的・情緒的情報の蓄積と検索その2 : 多変量解析法の適用可能性の検討
- リアルタイムなBifocal表示を用いた網構成表示方式
- 写像関数を用いた形状変形手法
- パーソナルコンピュータのフルカラー化 : アニメーションへの利用
- 3.CAD・CAMシステムの構成(CAD・CAM)
- 数値地図の応用とインパクト (数値地図の現状と動向)
- 音と画像を用いたコンセプトデザイン支援
- コンピュータマッピング
- 協力的対話を行なうマルチメディア・マンマシン・インターフェイスシステムの試作
- 心理学実験に基づくユーザ・インタフェースの設計 : ブリンキングのパラメータ設定を例として
- 電子ブック--新しい情報の利用・流通形態
- 4Q-7 音楽CDを利用したインターネットコミュニティサービス
- 1P-8 新作CM検出システム
- 微小な世界とのインタラクションを実現するインスタレーション作品 : Micro Friendship
- インタラクティブアート「Digital Fukuwarai」(インタラクティブアート)