画像クラスタリングによる画像検索高速化手法
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概要
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視覚的な手がかりを用いた検索を実現するために、筆者らは概略画像を利用する画像検索手法について研究を進めている[1]-[4]・提案方式では、利用者の描く簡単なラフスヶッチを手がかりとした検索を実現しており、画像中の構成要素の構造・位置・形状・色といった視覚的な手がかりを基に必要な画像を選び出すことができる。視覚的な手がかりに基づいて画像をあらかじめ分類.関係付けしておくことは、実際に類似画像に基づくナビゲーションを行ううえで有用である。また、大規模データベースに対して検索を行う際、探索範囲を狭めて検索の処理の高速化を行うことが可能になる。本稿では、画像検索高速化のため、画像の形状・類似度に基づいて画像を自動分類する手法について述べる。画像間に新たな類似度を定義し、各画像間の類似関係に基づいて画像全体をクラスタリングする。また、この類似尺度を用いて得られるクラスタリング結果から、画像検索の高速化実験を行い結果を検討する。
- 社団法人情報処理学会の論文
- 1992-09-28
著者
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