ハイパーメディア構築・利用ツール「雅」 : メディアナビゲーション

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概要

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ハイパーメディア利用・構築ツール「雅」では、ナビゲーションの新しい形態として、メディア固有の特徴に基づくナビゲーション機能を提供する。「稚」(ver.1.0)では、静止画像に対してメディアナビゲーションを実現した。システムは、画像入力時にその画像に描かれているものの形状、位置、色合い、構造といった情報を自動的に抽出し、ピクチャインデックス(概略画像)として蓄える。このピクチャインデックスを用いて、利用者が描く簡単なスケッチ等を手がかりに特定の画像の検索を行なったり、画像の類似度に基づいて次々とナビゲーションを行なったりすることができる。本稿では、ピクチャインデックスに基づく類似ナビゲーションの原理を簡単に述べた後、実際のナビゲーション例を示し、最後にデータが大規模になった時の検索やデータの利用者への提示等の問題について言及する。
社団法人情報処理学会の論文
1993-03-01

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