分散環塊のための並行オブジェクト指向言語処理系の実行時環境
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概要
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分散環境におけるオブジェクト指向計算モデルでは, オブジェクトを並行実行の単位として, オブジェクト間で通信を行い, メッセージの受理によって各々のオブジェクトが対応する処理を行い, 全体で一つの仕事を進めていく. UNIXなどの既存の環境で, CやC++などのプログラミング言語を用いて, 分散オブジェクトを実現するには, OSの提供するより原子的な機能を用いてプログラミングせざる得ない. そこで, 本研究では, C++から, ネットワークで接続されている複数のワークステーション(ノード)上に分散したオプジェクトを, 利用するための実行時環境と, 拡張された部分を含むコードをC++のコードに変換する前処理系を設計・実装した.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1997-03-12
著者
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