Kappa-Pの中間言語処理部
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概要
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第5世代コンピュータプロジェクトでは、大規模知識処理を目的として、並列推論マシンPIM及びその上で動作する並列知識処理システムの研究開発を行なっている。これらの知識処理システムでは、複数でかつ大量の知識データを効率的に処理できるデータベース管理システム(DBMS)が必要とされる。Kappa-Pは、この目的のために研究開発された並列データベース管理システムであり、現在、その最初の版がPIM上で動作している。Kappa-P中間言語処理部は、関係代数演算処理を並列に実行する機能を提供するものである。中間言語処理部では、関係代数演算処理の対象とするデータ構造として、テーブル、集合、ストリームの3種類を用意しており、並列処理の処理効率を考慮してデータ型の選択が行なえるようになっている。本稿では、Kappa-Pの中間言語処理部の設計方針ならびに提供機能について報告する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1992-09-28
著者
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澤部 直太
(株)三菱総合研究所
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澤部 直太
株式会社 三菱総合研究所
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澤部 直太
(株)三菱総合研究所情報科学部
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富樫 泰子
(株)三菱総合研究所情報科学部
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富樫 秦子
共同システム開発(株)
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西山 聡
三菱総研
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西山 聡
(株)三菱総合研究所情報科学部
-
河村 元夫
(財)新世代コンピュータ技術開発機構
-
河村 元夫
Nec C&cメディア研究所 ヒューマンメディア研究所
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