情報端末のための複合ドキュメント分散共有方式
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概要
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インタネットに代表されるネットワーク技術の普及に伴い、WWWのようなネットワークワイドな情報サービスが盛んに利用されるようになってきた。しかしまだ容易に情報を分散して共有ができる枠組みは提供されていない。そこで、我々はマルチメディアを含む複合ドキュメントを複数のユーザで分散共有できることを目指した情報端末の研究開発を進めている。本稿ではこの情報端末における複合ドキュメントの分散共有の実現手法を提案する。まず目的とする複合ドキュメントとその分散共有形態について述べる。次にCILabが中心に開発しているコンポーネントウェア技術OpenDocを用いた実現手法を述べる。更に、情報共有のためのオブジェクトモデルとして我々が提案しているShaped Object Modelを適用した実現手法を述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1996-03-06
著者
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横田 実
Nec C&cメディア研究所 ヒューマンメディア研究所
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横田 実
Nec C&cメディア研究所
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羽根 秀宜
NEC C&C研究所
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河村 元夫
NEC C&Cメディア研究所 ヒューマンメディア研究所
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河村 元夫
Nec C&cメディア研究所 ヒューマンメディア研究所
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羽根 秀宜
Nec C&cメディア研究所 ヒューマンメディア研究所
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