メモリを高効率で活用するメモリ回収機構
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概要
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セットトップ・ボックスや携帯端末などの小型の計算機においては、多数のプログラムを同時に動作させる事や、多量の記憶領域を消費するプログラムを動作させる事は、困難である。これは、このような計算機では、小型化や価格抑制のために二次記憶装置を持たないかその容量が少ない場合が多く、また主記憶の容量も少ない場合が多いからである。ネットワークを介したユーザ間の協調やマルチメディア処理等の高い機能をこのような計算機に持たせようとする場合は、記憶資源2の不足は深刻な問題になる。そこで、限られた記憶資源を有効活用する仕組みを提供するのが、本論文で提案するメモリ活用機構である。この機構により、計算機全体としてより多くの仕事をしたりより効率的に仕事をしたりすることが可能になる。
- 社団法人情報処理学会の論文
- 1997-03-12
著者
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横田 実
Nec C&cメディア研究所 ヒューマンメディア研究所
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横田 実
Nec C&cメディア研究所
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黒岩 実
Nec C&cメディア研究所
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石井 秀浩
NEC C&Cメディア研究所
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高野 陽介
NEC C&Cメディア研究所
-
石井 秀浩
Nec C&cメディア研究所
-
高野 陽介
Nec C&cメディア研究所
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