DSM-CCを用いたVODシステムの実装方式

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概要

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ここ数年、マルチメディアが急速に社会に浸透してきている。マルチメディアの中でもとりわけ見るものに訴えかける力を特づ動画像はVOD(ビデオ・オン・デマンドシステムとして盛んに開発が行われている。国際標準化団体DAVICではビデオ再生制御のAPIにISOの標準化規格案であるDSM-CC(Digital Storage Media Command & Control)が採用された。本稿では、このDSM-CCをベースに筆者らが設計・実装を行ったVODシステムの実装方式について述べる。このVODシステムでは、クライアント側の処理をいくつかのコンポーネントに分別し、またいくつかのAPIの拡張を行なうことで、DSMLIB(DSM-CCのAPIを利用できるようにするためのミドルウェア部)のポータビリティを高めている。
一般社団法人情報処理学会の論文
1996-09-04

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