B-スプライン曲線の階層化の一手法
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概要
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B-スプライン曲線のモデリングにおいて、より細かい範囲の形状変更を行うために曲線を細分すると、大きな範囲の形状変更を行うとするときには、細分する前より多数の制御点を動かすことが必要になる。このとき細分する前の制御点を用いて大きな範囲の形状制御が行えれば、形状変更が効率的になる。そこで、制御点を階層的に、曲線に影響を与える範囲が最も大きなものから順に小さくなるように構成することを考える。このとき形状変更による制御点の移動をどのような形で保存するかで、階層化した曲線の形状制御性が左右される。今回筆者らは、制御点の移動ベクトルを、その長さが上位の制御点の移動に連動する形で保存する階層化手法を開発したので報告する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1991-02-25
著者
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