形状認識のための観測位置系列の生成
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概要
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我々は、視点を移動して多面体に関する3次元形状情報を獲得するための観測に適した視点位置を決定する手法を提案してきた。この手法は不可視部分の構造を推測し、それに基づいて物体のアスペクトを予測したのち、多くの不可視部分を含むアスペクトが得られる視点位置を視点の移動先(以後、目標視点位置と呼ぶ)として決定するものである。したがって、推測された構造と実際の構造とが異なる場合には、予測されるアスペクトに誤りが存在するため、目標視点位置は不適切なものとなり、視点を移動するにも関わらず、新たな情報の得られない無駄な移動をする可能性がある。そこで本稿では、この問題を回避するために、比較的誤りが少ないと考えられるアスペクトの得られる観測位置を移動経路上に設け、視点を移動する際に、新たな情報が獲得できる観測位置系列を生成する手法を提案する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1993-09-27
著者
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芦田 昌也
和歌山大学経済学会
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淡 誠一郎
近畿大学理工学部
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北橋 忠宏
大阪大学産業科学研究所
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芦田 昌也
和歌山大学経済学部
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馬場口 登
大阪大学産業科学研究所
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淡 誠一郎
大阪大学産業科学研究所
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芦田 昌也
大阪大学産業科学研究所
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