文書中のグラフ画像の記号化と表現の変換

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概要

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文書画像の通信方式として,送信側では文書画像の内容まで立入り,その内容を認識・理解・記号化して伝送し,受信側ではそれを単純に再現することにとどまらず,その表現形式を変換したり,場合によっては音声などの他メディアに変換して提供することが考えられる.筆者らはこのような通信方式を文書画像の知的コミュニケーションとして提案した.しかしながら,この方式を現実のものとするためには,文書画像の構造やテキスト,写真,図形などの構成要素を認識・理解し,表現形式の変換や復元可能性などを考慮して記号化しなければならない.また,ユーザの意図や構成要素の特性に基づいてその表現形式を変換する必要がある.ここでは,このような観点から文書中のグラフ画像に対象を限定し,グラフ画像の認識・理解,記号化,また表現形式の変換について報告する.
一般社団法人情報処理学会の論文
1995-09-20

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