任意の重み係数を持つ有理Bezier曲線・曲面の干渉処理のための再帰分割法
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概要
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有理Bezier曲線・曲面を対象とした干渉処理方法として再帰分割法はCAD/CAM,CGなどの分野で広く利用されている.再帰分割法の処理過程でラフチェックに用いられる従来のバウンディングボックスは,重み係数が全て正の有理Bezier曲線・曲面に対してのみ利用可能である.本研究では,従来のバウンディングボックスに代わる図形として同次バウンデイングボックスを新たに定義し,それを用いたラフチェックアルゴリズムを提案する.同次バウンディングボックスは任意符号の重み係数を持つ有理Bezier曲線・曲面を内部に含む特徴を持つ.そのため与えられた曲線・曲面を全て正の重み係数を持つ曲線・曲面に分割するなどの前処理を行なう必要がなく,一貫した方法で任意の有理Bezier曲線・曲面を処理することができる.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1995-09-20
著者
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