分散協調CIMのための自律オブジェクトのモデルとその実装

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概要

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製造分野では,多品種少量生産への対応,リードタイムの短縮や生産変動への即応が従来にも増して重要になってきている.このため,生産システムの各構成要素に自律的な意志決定機能と通信機能を持たせ,自律的な構成要素が他の自律的な構成要素との間で情報交換を行うことにより,自律的構成要素間で協調しながら生産プロセスを進めていく自律分散協調型の生産システム(分散協調CIM:Computer Integrated Manufacturing)の構築が求められている.本稿では,分散協調CIMを構築する基盤として,製造装置等の生産システムの物理的な構成要素に加え,作業指示書と言った情報も含めた構成要素を統一してモデル化できる自律オブジェクトとその実装方法について述べる.
一般社団法人情報処理学会の論文
1995-09-20

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