ギガビットネットワークを用いた地域間相互接続の試み

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概要

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通信・放送機構は平成11年度∼15年度にかけて、国内の研究機関に向けて研究開発用ギガビット・ネットワークを開放する。著者らは同ネットワークを利用し、国内の各地域ネットワークや地域IXなどを相互に接続し、国内における、次世代バックボーンアーキテクチャの研究・実験を目的とした研究プロジェクトを推進している。本稿では、同プロジェクトで計画している以下のテーマについて紹介する。 1.地域間の高速バックボーンを利用した、地域間における情報リソースの共有実験や広域分散型データセンターなど、次世代アプリケーションの研究を行う。 2.CATVや無線、xDSLなどの高速なアクセス網を高速なバックボーンを用いて相互に接続し地域間でのコンテンツの配進・共有や、通信と放送の融合に関する研究を行なう。 3.上記の技術を実現するため、ラベルスイッチや帯域制御技術を用いた超高速バックボーン技術の研究を行なう。
一般社団法人情報処理学会の論文
1999-09-24

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