往路と復路で速度の異なる多元トラヒック特性に関する一考察
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概要
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従来のトラヒック特性、および網制御方式に関する諸検討は、往復通信路の速度が同一であり、かつそのルーチングは往復路とも束ねて扱われることを前提としている。マルチメディア通信網においては、異なる速度のトラヒックが同一網上で運ばれることとなるが、その中でも特に伝送遅延や遅延ゆらぎの制限が厳しく、またターミナル間において相互に要求するサービスが異なるようなトラヒックを、マルチレート回線交換網において疎通させることを考える。この時に、従来のルーチング手法と対比して、往路と復路で独立したルーチングを行った場合の網資源利用率について検討する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1995-03-15
著者
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