林木種子の光発芽(第II報) : クロマツ, アカマツ種子の発芽におよぼす光と低温の影響
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概要
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1.クロマツ種子は光照射だけで発芽が最高に達するが, アカマツ種子は低温の前処理をして光をあてなければ14日以内に発芽が最高に達しない。即ち, 前報によつてのべたアカマツ種子のDormancyは低温によつて破れる。2.クロマツ, アカマツ種子はともに, 2-3ヵ月の長期間低温におくと光がなくとも27℃の温度をあたえただけで最高の発芽率に達する。3.アカマツ種子の発芽に対して, 低温効果は光の効果の先駆的役割をすることができる。
- 一般社団法人日本森林学会の論文
- 1955-01-25
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