サクラ属の材成分(第7報) : シオリザクラおよびリンボクの材に含まれるフラボノイドについて
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概要
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シオリザクラおよびリンボクの材に含まれるフラボノイドは量がすくないのでペーパークロマトグラフィーによつて調べた。その結果シオリザクラはd-カテキン, l-エピカテキン, ナリンゲニン, アロマデンドリン, エリオヂクチオール, プルニン, ルテオリン, クエルセチン, アロマデンドリンの配糖体, エリオヂクオール, タキシフォリン, ルテオリン, クエルセチンの配糖体が存在することがわかつた。リンボクのフラボノイドは非常にかんたんでd-カテキン, l-エピカテキン, ナリンゲニン, アロマデンドリン, プルニンおよびアロマデンドリンの配糖体のみであつた。
- 1956-03-25
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