論文数の国際比較の意義と問題点
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
1986年に英国で行なわれた論文数調査や1987年の日本の論文数調査等のように,国別分野別の大規模な論文調査が行なわれるようになった。こうした論文数の国際比較は,国の研究活動を測る指標として利用できるが,引用数は指標として用いるには制約がある。論文数は,単に研究活動の量のみを表わすのではなく,質的な面も示している。論文数調査は,データベースを用いて行なわれているが,データベースには,(1)収録方針が偏っており欧米中心のデータベーであるため,補正を行なう必要がある,(2)国などに関するデータ項目が収載されておらず,記述が標準化されていない,などの問題がある。
- 社団法人情報科学技術協会の論文
- 1988-05-01
著者
関連論文
- オープンアクセスとは何か(オープンアクセス)
- 読書行為の次元 : 成人を対象としたフォーカス・グループ・インタビュー
- プーリング手法を用いた学術論文の自動判別実験(セッション2:情報のラベリングと知識の獲得,学生チャレンジ特集)
- 目次と帯を用いた図書の自動分類(情報検索・分類,テーマ : 「デジタルアーカイブの活用(応用)」および一般)
- 図書館情報学研究における「根拠(エビデンス)」(図書館情報学の研究動向と新たな流れ)
- プーリング手法を用いた学術論文の自動判別実験(セッション2:情報のラベリングと知識の獲得,学生チャレンジ特集)
- 『時事新報』初期の社説の著者推定
- 「情報専門職の養成に向けた図書館情報学教育体制の再構築」研究班の最終報告会記録
- 「情報専門職の養成に向けた図書館情報学教育体制の再構築に関する総合的研究」最終報告書
- 三浦逸雄監修, 『図書館情報学の地平 : 50のキーワード』, 日本図書館協会, 2005, 353p.