ネットワーク環境下における日本の心理学研究者の研究活動と電子的情報メディアの利用
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概要
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本研究は, ネットワーク環境下における学術情報メディアの変容に関する研究プロジェクトの一環である。この研究では, 日本の大学に所属する心理学研究者1238名に対して, 1998年2月に質問紙を郵送し, そのうち525通の有効回答を得た。質問内容は, ネットワーク環境の整備状況, コンピュータおよびネットワークの利用に関わる技能, 研究過程におけるコンピュータの利用状況(実験, 執筆, 文献探索), ネットワークを介した電子的情報メディア(電子メール, メーリングリスト, 電子雑誌, その他のWWW)の利用状況とその評価についてである。調査結果から, 日本の心理学研究者の間では, 電子メールを用いたインフォーマル・コミュニケーションはかなり普及しているが, フォーマルな領域での学術情報流通の電子化はあまり進んでいないことが明らかになった。
- 日本図書館情報学会の論文
- 1999-02-28
著者
-
倉田 敬子
慶應義塾大学文学部
-
村主 朋英
愛知淑徳大学
-
松林 麻実子
筑波大学大学院図書館情報メディア研究科
-
高島 寧
慶應義塾大学大学院
-
松林 麻実子
慶應義塾大学大学院
-
松井 美紀
愛知淑徳大学大学院
-
村主 朋英
慶應義塾大学大学院文学研究科図書館・情報学専攻博士課程
-
村主 朋英
愛知淑徳大学文学部図書館情報学科
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