形状と質感の融合のためのモデリング法

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概要

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本研究では,微細形状の集合が生み出す秩序である「パターン」を形状として生成することで,「形状」と「質感」とを融合するモデリング法を提案する.「パターン」のもつ本質的な特徴として,「空間/スケール方向の局所的類似性」の概念を考え,それが「スプライン補間」および「フラクタル」に関連するものであることを示す.そして,その概念を具体化するための道具として,「反復交差変換」(Iterated Shuffle Transformation: IST)を提案する.さらに,「交差ウェイブ」という直観的なユーザインタフェースを通して,このISTを実際の形状モデリングに適用することを試みる.結果として,本手法により,さまざまな特徴的な「パターン」を容易に形状化することが可能であることが確認できた.
一般社団法人情報処理学会の論文
1997-02-21

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