手続き間自動並列化コンパイラWPPの試作 : 実機性能評価

元データ 1998-08-05 一般社団法人情報処理学会

概要

プログラムからより多くの並列性を抽出するため、我々は手続き呼び出しを含むループを並列化可能な、共有メモリ型並列機向け手続き間自動並列化コンパイラWPP(Whole Program Parallelizer)を開発中である。WPPでは、これまでに手続きクローニングを伴う手続き間定数伝播、線形不等式系による手続き間配列参照領域解析、手続き間条件付き終値保証などを実現し、SPECfpベンチマークで、米国Stanford大のSUIFコンパイラと同程度の並列化能力を実証した。実機評価の結果、条件付き終値保証を除けば実行時オーバーヘッドは小さく、SPEC92fpのmdljdp2、mdljsp2では、プロセッサ4台で逐次実行の1.75倍、1.85倍の並列実行性能を得た。

著者

佐藤 真琴 株式会社日立製作所 システム開発研究所
佐藤 真琴 (株)日立製作所システム開発研究所
佐藤 真琴 日立製作所システム開発研究所
青木 雄一郎 アドバンスト並列化コンパイラ研究体:(株)日立製作所システム開発研究所
菊池 純男 新情報日立研究室
飯塚 孝好 (株)日立製作所システム開発研究所
青木 雄一郎 新情報日立研究室
佐藤 真琴 新情報日立研究室
飯塚 孝好 新情報日立研究室
佐藤 茂久 新情報つくば研究センタ

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