並列化支援システム「Parassist」の試作 : 不正並列化検出方法

元データ 1992-02-24 一般社団法人情報処理学会

概要

既存のプログラムの並列化を支援するシステムParassist[1](Parallelization Assist System)における不正並列化検出方法について述べる。我々は共有メモリ型並列計算機を対象に、複数のプロセスから同一アドレスへ不正な順序でアクセスするというバグを見つけるため、トレース対象及びトレースを行なうテキスト範囲の指定に有用な情報を提供するツールを試作した。トレースを主にして並列プログラムのデバッグを行なう場合、そのトレース量の膨大さが問題になる。従ってユーザは、トレース対象、トレースを行なうテキスト範囲などを指定してトレース量を減らす必要がある。巨大なプログラムに対してこれらの指定をユーザが行なう時、例えばトレース対象変数の指定において、手続き呼出し先の変数の考慮など、ユーザの負荷が増大することが予想される。よって、これらの指定の際にユーザの参考になる情報があることが望まれる。本発表では、試作したツールの機能、処理の流れについて報告する。対象とするプログラムは、正しく動作する逐次プログラムに、並列化指示文、同期・排他制御文を加えたものである。

著者

佐藤 真琴 (株)日立製作所システム開発研究所
橋本 博幸 (株)日立製作所システム開発研究所
橋本 博幸 (株)日立製作所 中央研究所
菊池 純男 新情報日立研究室
佐々木 祥吾 日立東北ソフトウエア(株)
菊池 純男 (株)日立製作所中央研究所
佐々木 祥吾 日立東北ソフトウェア(株)

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