シャリンバイの新規ファイトアレキシン・rhaphiolepsinの生成と抗菌性
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概要
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シャリンバイの葉にその病原菌である白斑病菌およびビワごま色斑点病菌の胞子を接種すると, 新規のファイトアレキシンであるrhaphiolepsinが生成される。そこで, rhaphiolepsinと先に報告したシャリンバイのファイトアレキシンである4'-methoxyaucuparinとの比較を行った。シャリンバイの葉におけるファイトアレキシン生成の経時的推移を調べたところ, 接種後1日目から4'-methoxyaucuparinの生成が始まり, 6日目には最高に達した後漸減するが, 一方, rhaphiolepsinは8日目から生成が始まり, その後28日まで漸増し, その生成量は2.147μg/生重葉1gであった。抗菌力はrhaphiolepsinが4'-methoxyaucuparinに優っていた。
- 日本植物病理学会の論文
- 1991-12-25
著者
-
佐古 宣道
佐賀大
-
佐古 宣道
佐賀大学農学部
-
野中 福次
九州病害虫防除推進協議会
-
渡辺 敬介
住友化学 (株) 宝塚総合研究所
-
丸山 英子
佐賀大農
-
野中 福次
佐賀大学農学部
-
WIDYASTUTI Siti
佐賀大学農学部
-
渡辺 啓介
住友化学工業(株)宝塚総合研究所
-
丸山 英子
佐賀大学農学部
-
Widyastuti S.m.
Saga Univ. Saga Jpn
-
野中 福次
佐賀大学農学部植物病理学教室
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