Pseudomonas gladioli を検出するための DNA プローブ
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概要
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P. gladioli pv. gladioli MAFF 302545 の Eco RI 消化 DNA からショットガンクローニングにより, 17.6kb, 8.3kb, 7.3kb, 10.5kb, 5.0kb, 8.7kb の DNA 断片を得た。ドットハイブリダイゼーションにより, 8.3kb の DNA 断片は P. gladioli 61菌株中56菌株と反応し, 近縁細菌5種47菌株とは反応しなかった。しかし, その他5つの DNA 断片はこれら近縁の供試細菌とは反応しなかったが, P. gladioli に対しても一部の菌株としか反応しなかった。8.3kb の DNA 断片と反応した56菌株のゲノミック DNA を Eco RIで消化し, サザンハイブリダイゼーションを行った結果, これらの菌株には 8.3kb の位置に共通して1本のバンドが検出された。このことから, これらの菌株が 8.3kb DNA 断片と塩基配列および Eco RI サイトが共通である極めて保存性の高い領域を保持していることが示唆された。これらの結果から, 8.3kb の DNA 断片は P. gladioli の検出および同定に有効であると考えた。
- 日本植物病理学会の論文
- 1995-02-25
著者
-
対馬 誠也
農環研
-
西山 幸司
農業環境技術研究所
-
水野 明文
横浜植防
-
門田 育生
農業環境技術研究所
-
水野 明文
農業環境技術研究所
-
西山 幸司
農業環境技術研究所(農環研)
-
対馬 誠也
農業環境技術研究所
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