中間ネットワーク情報を用いたワイヤレス入トリーミングQos制御

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概要

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一般に無線区間は有線区間と異なる固有の伝送特性を持っている。このため、無線区間を経由してリアルタイムにマルチメディアデータ配信を行う場合、QoS(Quality of Service)の観点から、無線区間の通信状況に応じてマルチメディアデータの送出方法を制御していく必要がある。本稿では無線区間の通信状況に関する情報取得をどのように行うかについて着目し、まず、End-to-End方式の情報取得の問題点について論じる。そして、基地局と交信して無線区間の情報を取得しサーバヘフィードバックする中間ノードを導入したアーキテクチャを提案する。W-CDMAのネットワーク環境のエミュレータを用いた定量的評価により提案方式を検証し、簡単なメカニズムで十分信頼性の高いデータを取得することができることを示す。
一般社団法人情報処理学会の論文
2002-03-08

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