実画像を用いた3次元物体への正面テクスチャマップの作成
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概要
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CGにおいては高速化のためにテクスチャマッピングをアフィン射影を用いて行なっている. そのため小さな物体ではさほど影響はないが大きな物体で, しかも視線方向と対象平面との角度が小さいときの写真を貼りつけるときには歪みが生じてしまう. そこで, その歪みを極力減少させるために, 実写の画像を各面に対応する部分画像に分割し, それぞれの部分画像をあたかもその正面から見たような画像に変換する. まず3次元形状が既知のモデルと撮影した写真との間の射影関係を定める射影行列を求める. 次に射影行列からカメラの内部変数及びカメラ座標系と物体座標系との間の回転行列と並進ベクトルを求める. それを利用して各パッチのホモグラフィ変換行列を求め, 物体の面に合わせた正面画像を生成する. 最後に, 得られた正面画像をVRMLで記述された3次元物体にテクスチャマッピングした結果を示す.
- 社団法人情報処理学会の論文
- 1999-01-21
著者
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