55 トウモロコシにおいて病原菌の感染によって誘導されるベンゾキサジノン類縁体 (HDMBOA-Glc)
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概要
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Benzoxazinones are anti-microbial and anti-feeding compounds in poaceous plants. The major benzoxazinone in maize and wheat is DIMBOA-Glc [2-(2,4-dihydroxy-7-methoxy-1,4-benzoxazin-3-one)-β-D-glucopyranose]. Recently, it has been demonstrated that DIMBOA-Glc is methylated at 4-position to HDMBOA-Glc [2-(2-hydroxy-4,7-dimethoxy-1,4-benzoxazin-3-one)-β-D-glucopyranose] in the leaves of maize and wheat treated with elicitors and JA (jasmonic acid). The induced accumulation of HDMBOA-Glc was examined in the maize leaves infected by pathogenic fungi, Bipolaris maydis and Curvularia lunata. Almost all of DIMBOA-Glc present before inoculation was methylated to HDMBOA-Glc by 48 hr in the leaves inoculated with Biplolaris maydis. The conversion of DIMBOA-Glc to HDMBOA-Glc was somewhat delayed in the leaves inoculated with Curvularia lunata, the accumulation reaching a plateau by 96 hr. The culture filtrate of Bipolaris maydis also showed the activity for the induction of HDMBOA-Glc accumulation, indicating the presence of elicitors in the filtrate. In addition, the HDMBOA-Glc accumulation was observed in the maize leaves fed by armyworm, but not in the leaves wounded by razor blade. These findings indicate that the accumulation of HDMBOA-Glc is induced by various biological stresses, and that the accumulation may serve a defensive role to the stresses.
- 植物化学調節学会の論文
- 2002-10-31
著者
-
石原 亨
京大院・農・応生科
-
石原 亨
鳥取大・農学部
-
石原 亨
京大農・応生科
-
石原 亨
京都大農
-
石原 亨
鳥取大・農・生物資源
-
岩村 俶
近畿大生物理工
-
及川 彰
京大農・応生科
-
岩村 俶
近大生物理工・生物工
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