日潮汐と準停滞波動の干渉による帯状対称潮汐の生成について
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概要
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1日潮汐と波数1の準停滞性波動の干渉が帯状対称潮汐の生成に与える影響を大循環モデルを用いて調べた。その結果、波数1の準停滞性波動が増幅する時これらの波動の干渉によって上部成層圏で新しい帯状対称潮汐が生成される事が分かった。この新しい潮汐の振幅は地表面から伝搬してくる通常の潮汐の振幅よりもしばしば大きくなる。この新潮汐は波数1の強制ロスビー波が大きく増幅し極夜ジェットのシフトや突然昇温がおきる時に生成すると考えられる。
- 社団法人日本気象学会の論文
- 1995-06-25
著者
-
黒田 友二
気象研究所
-
黒田 友二
気象研究所、気候
-
千葉 長
気象研究所環境・応用気象研究部
-
千葉 長
防災科学技術研究所
-
千葉 長
気象研究所
-
千葉 長
気象庁気象研究所
-
千葉 長
気象研究所気候研究部
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